チョイス
今回の都知事選は、不安な情況の中で少しでも安心したいという国民感情を如実に表しているように思えた。日本人は元々安定志向な性質が多い国民であるから違和感のある結果ではない。
自分は別の候補者に投票したが、まあないだろうなって気持ちがものすごくあった。
だから結果に対して文句を言いたいわけではないが、どうしても引っかかりは生まれてしまう。投票所に出向き、受付で整理券を渡し、必要最低限の用紙に候補者の名前を記入し、銀色の箱に入れる。ただそれだけの作業が、ひどく無駄で空しい行為であるように感じられる。
民主主義社会の中では、ブームが起きたり、社会問題となることで、より多くの国民の目に触れ、考えるきっかけを与えることになる。しかし、一個人がそうした社会の流れを巻き起こせるかと言えば、ほぼ不可能だ。「民主主義の見せ場」である選挙において、自分の納得のいく結果を得ようと思えば、周囲の人達に呼びかける等の草の根的な活動が必要だろうなと強く感じた。
しかし、人とのつながりを断ち切っている自分には何もできないことを悟り、目の前が真っ暗になった!
頭がぼーっとする。
分かり合うだけってのも悪くない
最近の投稿を見返していて思ったけど、僕ほとんど何言ってるか分からないわ。
もちろん書いてる本人である僕は理解できる文章なんだけど、ふとこのブログを訪れた人は一見して「何だこれ」って一言目に発すると思う。
ただ、だからと言って人に伝わる文章を書こうともあまり思わない。なぜなら、人に伝えるべきテーマを持ち合わせていないからだ。
好きな物はあるけど、にわか晒しそうで嫌だ、って気持ちが先行してしまう。ブログ書く人間がこんなメンタリティで良いのかしら。
まあ、こんな気持ちを誰かに共感してもらえたらそれだけで今は満足だったりするから、成長の兆しは見えないよね。残念。
とりあえず共感されそうなこと書いて終わります。
僕は眠気マックスで布団にくるまってる時間に幸せ感じるタイプです。
きゅうおんざい
好きなものに熱中する気持ちを味わいたい。
しかし、何かにハマりすぎると日常生活をまともに送れなくなるタイプの自分には、セーフティロックがかかっているようで、気付けば気持ちは明後日の方向だ。
「頭空っぽで観られるアニメが好きだ!」「詩的な曲が好きだ!」「ドラマチックなストーリーが好きだ!」「自分の頭の中を表現するのが好きだ!」「狂ってる笑いが好きだ!」「知的でセクシーな女が好きだ!」etc
声高に叫びたいことリストの作成には三日三晩かかるだろう。
子どもの頃のように好きなものを好きだと素直に表現できないのは、大人になったからなのか、ただひねくれているからなのか。
嗚呼、冷静に考えたら表現する相手がいなかった。
壁にでも話してよ。
虹が見たい
最近、発汗の量がすごい。
脇とか、頭とか、肘裏とか膝裏とか、汗腺が多かったり蒸れやすい場所からの汗のみならず、なんか胸とか背中とか手の甲とか多種多様な場所から汗が出現している。
これはもちろん体内から出てるものだよね?結露とかじゃないよね?
とまあ、そんな季節に入っているわけだけど、暑さは気にならないくらい外界はウイルスの影響で騒がしく、何かを気にする神経もそちらに注意がすべて持っていかれているように感じる。
コロナ禍が始まって、もう7ヶ月弱。世の中の人々は新しい生活様式に慣れ、受け入れ始められている頃だろうか。僕は全然慣れない。いつ終息するのか、そればかり気になっている。生き方がへたくそなのだ。
楽しいと感じていたものも、最近は楽しく感じづらくなっている。そんな現実を直視したくなくて、自分は大丈夫だと言い聞かせている。
しかし、終息が意味するものは何なのだろうか。特効薬ができたとしても、コロナウイルスへの感染の危険性がある限り、対策は続けられるだろうし、落ち着くことなんてないかもしれない。
そう思うと、終息を求めている人間が本当に落ち着けることなんてないように思える。今の生活に慣れないとなのかな。普通にいやだな。
何も気にせず友達に会いたいし、仕事帰りに飲食店に立ち寄りたいし、いちいちアルコール消毒をして手荒れしたくないし、コンビニレジで大きめの声出したくないし、マスクなしで外出したいし、他人との物理的な距離をこんなに気にしたくない。
今まで普通だったことを取り戻したい。
一人でいるのは慣れてるけど、独りはきつい。
〆は明るく。
独身諸君に光あれ。
じい
不満や不公平を感じないとエッジの効いた発言はできないね。
思いつくまま、指の動くに合わせて書かれている本ブログは、果たして誰の目に触れるのだろうか。
誰かに見て欲しいけど、変な奴にdisられたらはらわた煮えくりかえったあと、めちゃくちゃ落ち込んで大麻吸った後みたいにゆらゆら動く屍になりかねない。
そんな危険性を孕んだ、地雷まみれの僕には、隅っこでしこしこやってるのがお似合いだろうと感じた。
理路整然とした文章を書くための脳の領域に高度なセキュリティが張り巡らされていて、インディーズバンドの曲の歌詞みたいにとびとびの文章しか書けない。
上手くいけば村上春樹みたいになれるかも。
しかし、鏡を見るとそこには文学青年には程遠い、顔の濃い男性がこちらを覗く。
やれやれ、僕は射精した。